2022年12月2日金曜日

4年生 福祉体験

 11月30日(水)に、4年生がさまざまな体験をさせてもらいました。

こちらの教室では、聴覚障害のある方に来ていただいて「聞こえない生活」についてお話していただきました。



そのあと、かんたんな手話を教えてもらいました。
子どもたちの中には、すでに手話をタブレットなどで学習していて、自分の名前をすらすら表せる子もいました。

前に出て、手話でやり取りをします。なかなか上手です。

体育館では、アイマスク体験と、車いす体験をしていました。
二人1組になって、まずは歩いて席に着き、ごはんを食べる体験です。
どこに何があるか、介助の人に、言ってもらうと、すこし安心して食べることができそうですね。

階段をのぼって舞台に上がり、マットの上を歩きます。実際に歩いた子は「小さな段差もこわかった」と言っていました。

白杖があれば、ない時よりも少し大胆に歩けているようです。

こちらは車いす体験。体育館から出発して、校舎の中を進みます。

多目的トイレの中に入って、方向転換を体験します。
1人で入ったら「広い」と感じる多目的トイレですが、車いすで入ると、介助者もいるせいか、向きを変えにくいくらい狭く感じました。

歩いていたら、なんということのない、ゆるい坂道も、車いすは一気に重くなります。

エレベーターに乗って方向転換もしました。


こちらは点字体験です。
読むときと、打つときは反対なので、けっこう難しそうです。でも子どもたちはすぐに理解し、いっしょうけんめいに打っています。

大勢のスタッフの方に来ていただいて、ていねいに教えてもらいました。


最後に自分の名前を点字で打ってシールを作りました。

体験して感じたこと、思ったこと、自分に何ができるか考えたことなどを出し合って、世界を広げ、豊かな大人になっていってほしいです。

アイあいロビーの方や、手話サークルの方、通訳の方、そしてたくさんのPTAの役員さんにお世話になりました。ありがとうございました。