2023年5月15日月曜日

校内放送での児童朝礼スタート!

今朝8時30分から校内放送による児童朝礼が行われました。児童朝礼に向けて、お話をする児童会役員や給食委員の皆さんは8時過ぎからリハーサルで大忙しです。本番を前にしてもう一度自分のセリフを読み返し、台本を見ないでカメラを見て言えるように最終練習です。朝礼がスタートすると教室では全校児童が静かにテレビ放送を見て朝礼に参加していました。 私(校長)からは、みんなで今年挑戦したいことについてのお話をさせていただきました。それは「喜ばせごっこ」です。九十四歳で亡くなられたアンパンマンの絵本作家であり、詩人でもある、やなせたかしさんは、「人が嬉しいこと」についてこんなことを言っていますよ。と詩を紹介させていただきました。 人間が一番うれしいことはなんだろう? 長い間ボクは考えてきた。 そして結局、人間が一番うれしいのは、 人間をよろこばせることだということがわかりました。 実に単純なことです。 ひとはひとをよろこばせることが一番うれしい。 美しく生まれた人は、 その美しさでひとをよろこばせることができます。 学問のあるひとは学問で、 絵をかけるひとは絵をかくことで、 歌えるひとは歌で・・・。 なぜおいしい料理をつくるか。 お料理を食べたひとが「おいしい!」と いってよろこぶのがうれしいからです。 ひとはみんな、よろこばせごっこをして生きています。 それが、このいかにもさびしげな人生の ささやかなたのしみになります。 ボクらはそんなに長く生きはしません。 星のいのちにくらべれば、瞬間に消え去っていきます。 それならば、その束の間の人生は、 なるべく楽しく暮らしたほうがいい。 そして、その楽しさの最大のものは 他のひとをよろこばせることなのです。 (やなせたかし『もうひとつのアンパンマン物語』より)  みんなはどうやって人を喜ばせますか?